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ナイゲン潜入記その7 9/26(土)

すみません、本編を更新できないまま日が経ってしまいました!!
本来の目的は「にしすがも創造舎稽古初日」への潜入だったのです。

13時頃からひととおり施設の利用案内や注意事項などを伺い、追加分の机・椅子を受け取り、本格的に準備開始。

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2013年版でも実際に使用された時計を黒板上部にセット。役者の皆さんは衣装(制服・クラスTシャツなど)をチェック。

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客席設営範囲の印(画像下部)をつけ、机の位置を調整したら、いよいよ試演会本番同様の環境での稽古が始まります。
にしすがも入りの前日には通し稽古(冒頭から最後まで通して行う稽古)が実施されており、まずはその結果に基づく台本変更箇所の指示と演出指示がありました(ちなみに通し稽古時の上演時間は2時間18分だったとのことです)。
稽古場では常に活発な議論が交わされているのですが、この日は特に「その場面の当事者ではない役者さんから意見が出る」という展開(たとえばトイレ休憩の場面について、直接の関与が少ない金原さんや沈さんから意見が出るなど)がこれまで以上に多かったように思いました。
日々の稽古や通しを経て、よりしっかりと作品が(あるいは問題意識も?)共有されてきているという印象です。

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冒頭の新場面より、去年の内容限定会議を知る2人と議長。
ここでのキーワード(?)は「なんもやってないですね」。

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「教室」という舞台を得てますます熱が入るコータさん。ここから廊下に出てズボンを穿き替えて戻るところまで実演が行われました。
戸板にはまったガラス越しに走り去る人影が見えたり、やはり教室会場はリアリティーが違います。

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序盤のおばか屋敷が3148に話しかけようとする場面は「おばか屋敷に注目が集まってるところからスタートしたい」との指示が。
自然な流れで声をかけようと奮闘するおばか屋敷、起立編と着席編。

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「立ったとき他の役者さんが客席から見えなくなる」という課題は、1年生席後方の壁を活用することで解決の目途が立った模様。

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ハワイ庵に加えてどさまわりもボケ役(?)になる珍しい場面。
演出指示が多数入り、ツッコミ役に回る花鳥風月も含めて試行錯誤が続きました。

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稽古終盤、津和野さんからの指摘で「内容限定会議資料」の印刷ミスが発覚。
さすがアイスクリースマス、隅々まで資料を読み込んでいらっしゃいます。


ところでこの日は稽古終了後に冨坂・淺越・塩原3氏による「ネタ変換会議」が行われました。
約1時間半にわたった会議の席上では、かつて京都大学に実在した「石垣カフェ」(2000年代に入ってからの出来事とは驚きです!)から『ナイゲン』前日譚とも言うべき熾烈な抗争の歴史(仮)にまで話が及び、冒頭新場面のさらなる広がりを予感させました。
(番記者は会議進行の妨げとならないよう一貫しておとなしくしていたのですが、冨坂さんの国府台高校時代の話が出たときは好奇心に任せて根掘り葉掘り尋ねてみたい衝動に駆られました)
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