10/9(金)〜10/12(月・祝)まで行った『ナイゲン(全国版)』京都公演は無事終了いたしました!
会場はにしすがも創造舎に引き続き、元・学校の施設「元・立誠小学校 音楽室」!
昭和2年に建てられた洋風建築で、レトロでモダンな雰囲気が漂う超素敵な文化施設。
その中でも、音楽室は天井が高かったり、照明や音響が設置できる機構があったり、客席のひな壇が組まれていたりと、劇場としての設備も兼ね備えている部屋で、“教室でもあり劇場でもある”という良いとこ取りな会場でした。
正直、今までにナイゲンをやった、見た、会場の中で、一番素敵な空間だったと思います(ごめんね、シアターミラクル笑)。
蛍光灯!
そうそう、Twitterにもつぶやいた、「あまりにも自然すぎて気付かれないかもしれないけどとんでもない効力を発揮するスタッフワークの鑑みたいな新兵器」とは、こいつのことでした。
実は、ナイゲン初演(2006年)でちょっとだけやって、2012年、2013年とやりたかったけど劇場の機構的に諦めた「最後に議長が蛍光灯をパチンっと消して退室」という演出、これがようやく出来たのが、今回の『ナイゲン(全国版)』のにしすがもと京都だったのですよ!
にしすがも創造舎の教室(本当にただの教室)を経験したわれらにとっては、元・立誠小学校音楽室すら「劇場すぎるなぁ」と思っていました。窓もふさがってて外光入らないし。
そこで、京都の照明:斎藤さんが投入した新兵器が蛍光灯でした。
おかげで、他の灯体による照明効果は使いつつ、最初と最後は蛍光灯に始まり蛍光灯に終わる、という良い感じの演出が実現できました。
そんなこんなで、初めてのツアー公演であり、自主興行以外での演劇イベント参加とか短編の上演すらしたことのない、完全はじめましての関西での上演となった京都公演ですが、おかげさまで大盛況で終えることが出来ました!
京都上洛前は、にしすがもの即完と対照的に「この予約数…大丈夫だろうか…」と心配していた京都公演ですが、ふたを開けてみればお客様の口コミでお客様が増え、後半日程に関しては満席⇒増席⇒それでも満席という、とても嬉しい状況になりました。
作品としても、京都の皆様にもシンパシーを感じて頂けたのか、そもそも“笑いのツボ”なんて関係なかったのか、今までにないくらいのご好評を頂きました。
沢山のお客様から「また(京都なのか関西圏なのか)来てください」と言って頂けて、今後の夢が膨らみました。
お客様の感想はこちら。
●『ナイゲン(全国版)』感想まとめ(Toggeter)
●CoRich舞台芸術「観てきた!」
●CLACLA日記
●第2CLACLA日記
●SAISEIのブログ W
●きまぐれ時間日記
出演者の感想などは、過去のナイゲンや東京試演会と同じように、座談会で語っております。
【音声】京都公演終了後座談会!
そして、怒涛のように東京試演会(@にしすがも創造舎)、京都公演(@元・立誠小学校)が終わりましたが、『ナイゲン(全国版)』はまだまだ終わりません。
むしろここからが未知の領域、新宿FACEでの公演です。
キャパシティ400〜500席のイベントホールでの公演です。
舞台面と同じアリーナフロアのS席、A席は着々とお席が埋まってきております。特に最前列(S席)と二列目(A席)はほとんど完売しました。3列目以降のA席や、カウンターテーブルの着いたS席はまだ若干の余裕があります!近くで観たい、という方はお早めに!
ご予約はこちらから
または出演者やアガリスクエンターテイメントメンバーまでご連絡下さい。ご都合が合えば直接販売しに伺います!(マジで必死です)。
というのも、新宿FACEくらいの規模になると、会場での当日精算ではなく事前精算のお客様が増えないと、受付がさばき切れなくて開演できないのです。
勿論、当日精算でフラッと来てくださる方も逃したくないのですが、そればかりですと本当に開演が危ぶまれるという事情がございます。
なので、既に予定の決まっているお客様、是非、事前精算(カンフェティや、メール予約&コンビニ発券や、手売り)でのご購入を、切にお願いいたします。
今回の『ナイゲン(全国版)』東京公演は2日間、3ステージしかありません。
いつものように「ま、はじまって評判良さそうなら行こっかな」と思ってらっしゃる間に終わってしまいます。そして、アガリスクエンターテイメントでナイゲンをやることはもうありません。
こちらの都合で色々とご手数をおかけしますが、たまにしかないお祭りとして、どうぞご協力をお願い申し上げます。
作品としては、太鼓判を押しまくれる代表作です。
アガリスクエンターテイメント作品だけじゃなく、会議モノの芝居を、現代シチュエーションコメディを勝手に代表しちゃおうというくらいの作品となっております。
どうぞ、早めのご予約、そしてご来場を、宜しくお願い申し上げます。
決戦の地、新宿で、お待ちしております