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5/20 京都での暗躍@

脚本・演出の冨坂です。

さて、ナイゲン初演版(2006年)の記事が途中で、中身の話も書こうと思いましたが、そんなことよりも今日は京都公演に関しての動きがあるのでそちらを。

京都公演の下見(会場が本番中でちゃんと下見はできないんだけど)&打ち合わせのために、単身京都に来ています。

会場に打ち合わせに行くのは勿論のこと、2012年版のナイゲンやその前の公演『異性人/静かに殺したい』で演出助手をしてくれた山本佳耶(現在、実家の京都で活動中)が京都公演を手伝ってくれるとのことで、その打ち合わせ。
左が京都公演の制作?プロデューサー?共犯?な山本佳耶(exナイゲン演助)。京都の演劇シーンの話を聞いたり、色々な人を紹介してもらったり交渉してもらったりする予定。超頼もしい。
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会場での打ち合わせの収穫として、ナイゲンという作品にとって使いやすい条件が判明。
そしてなんと、10/10(土)までしか使えないと思われたのですが、もう少し期間を延長できるかも…?という話に。日曜や月曜祝日まで利用できたらより多くのお客様が来やすくなりそうですね。
それも踏まえた正式な京都公演の情報(いいかげんそろそろ会場名もですよね)を近日発表します。
お待ちください!

元々は小学校だった施設なので、置いてある机と椅子のサイズが不安でしたが、大丈夫でした、の図。
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5/18 2006年のナイゲン(初演)@

脚本演出の冨坂です。
早速三日間も飛ばしてしまった…!

さて、ということで前回ちょろっと書いたことの続き。
ナイゲンは実は2012年より前に、2006年にやったのが初演だった、という話を前回書きました。(2012年のナイゲンがどんなものだったか、2013年のナイゲンがどんなものだったか知らない方はYouTubeの映像のこれあれをご覧ください)
その初演のナイゲンとはどんなものだったのでしょうか。

いま残っている資料を確認してみます。
ナイゲン公演ページ
はい、2006年9月30日。まさかの一日限りの公演です。

そして会場は市川市勤労福祉センター大会議室。
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アガリスクの最初のホームグラウンド。ホームってわりに超歓迎されてなかったけど。この会場については後ほど詳しく書きますね。

そして、今でもアガリスクのチラシを作ってくれている宣伝美術の蒔田桃菜のツイートより。
掃除してたら、まさかのナイゲンの初版チラシが出てきた。コピーが「愛しさと切なさと心強さと」のモチーフなのか。そしてまさかの前売チケット200円に目ん玉ポロリ。ハーゲンダッツより安い演劇とは #agarisk #ナイゲン
当時のチラシも出てきました。白黒の自宅のプリンター刷り。
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CAST欄を観ると2012年、2013年ともに13人なんですが、名前の後ろに(ゲスト)ってついてる人がいますね。これは劇団員じゃなくて客演って意味でもあるんですが、それ以上にこの(ゲスト)が何を意味してるかというと、これ、エキストラなんですよね。アンサンブルキャストというか。
「え、ナイゲンって13人出ずっぱりの一幕一場の会議劇じゃないの?」って疑問が聞こえてきそうですが、初演はそうじゃなかったんです。

さて、中身に触れると長くなりそうだから続きは次回。

5/14 ナイゲンの発売イベント&2013年版の上映会をやります(詳細はまだだけど!)

脚本演出の冨坂です。

さて、毎日更新とか言っときながら、書き忘れていきなり日付変更のタイムリミットが近づいております。
のでとりあえず今回はサラッと。

本日の会議で『ナイゲン(2013年版)』上映会イベントの開催を行うことが決まりました。
そしてそこで『ナイゲン(全国版)』東京公演のチケットの先行販売を実施することも決定しました。
東京公演は指定席も含めた客席構成です。その先行販売ということは、つまり、ここで買えばどこよりも早く、一番見たい席をお選びいただけると、そういうことです。

詳細は近日中に出ますが、6月後半です。
ここ数日のうちに発表しますので、気にかけて頂きながら少々お待ちを…!

5/13 半年後までなるべく毎日更新していきます。ナイゲンとは@(冨坂)

『ナイゲン』脚本・演出の冨坂です。
さて、今日は5月13日。『ナイゲン(全国版)』東京公演というかツアーファイナルというか、新宿FACE大会のちょうど半年前です。
いい機会ですし、これを見てくれてる皆さんにこの半年間を一緒に走ってもらうためにも、これから(出来るだけ)毎日、ここで進捗やコメントを発信し続けていこうと思います。
なるべく途絶えないようにしますが、内容が無さすぎたり、短すぎたときは…察してください。

さて、現在は『紅白旗合戦』千秋楽後の情報公開のまま、一部の情報のみが公開されているナイゲン。
近いうちにまず京都公演の詳細や、出演者や発売日などなどの発表がされると思います。

正直に言うと、今日からスタートするわりに今日は新しい情報がないので、今日は「ナイゲンとは?」あたりを軽く解説しようと思います。

■ナイゲンとは?■
屁理屈シチュエーションコメディ劇団・アガリスクエンターテイメントが上演する、高校の文化祭の代表者会議を舞台にした会議コメディ。
メンバーの母校でもある千葉県立国府台高校に実在する会議をモデルにしている。
会議に不慣れな高校生が文化祭の発表内容について話し合い、1クラスを落選審査する泥仕合をコメディとして描きつつ、「自治」「話し合い」の意義を問う青春群像劇。

一応こんなことを書いてTOPに載せてます。
この作品は、上記の通り僕の母校である国府台高校に実在する「内容限定会議」をモデルにした会議の話です。文化祭の各クラスの代表者が発表内容を審議し合う会議の中で、学校側に強制された「節電エコアクション」なる退屈な出し物を押し付け合い、互いを蹴落とし合う展開になっていく様を笑うコメディです。ついでに“学校側に強制された〜”みたいなことを書いてるってことは、ご想像の通り「自治」とか「民主主義」とかの話にもなっていく、と。そんな作品です。

定点で撮影した記録映像をYouTubeにあげていますので、「まず見てみたい」という方はご覧ください。

 
※最近アップしたので再生数は少ないですが、2012より2013の方が面白いです。そりゃ後にやった方なので。

で、現状、アガリスクエンターテイメントの代表作ということになっています。実際、アガリスクエンターテイメントで2012年・2013年と二年連続でどちらもロングランで上演していますし。
ほかにも2014年に劇団あかぺら倶楽部さん、そして沖縄向陽高校演劇部(高校演劇コンクールに出るのに使ってくれて、県大会優勝しちゃったり)、2015年だと最近、FPアドバンスという会社のプロデュース公演で上演されています。
こんな、千葉の片隅の高校の独自の会議、しかも国府台の人も文化祭の代表者やってないと出ないような会議という、レアでニッチすぎる作品が、ここまで沢山上演してもらえるんだから不思議なものですね。
(ちょっと自慢ですが、2,3年でこんなに色んな人達に再演してもらえる小劇場の現代演劇ってなかなか珍しいのでは。って不勉強なだけだったらすいません)

ちなみに、アガリスクが2012年にやったのを初演、2013年に同じキャスト・劇場でやったのを再演と思っている方も結構いるかもしれないですが、初演は2006年で、2012年が再演、2013年が再々演です。今度は四演目ですね。一番最初は2006年に千葉県市川市の勤労福祉センターという公民館みたいなところの会議室でやりました。それがどんなものだったのか、2012年でどう変わったのか、などはおいおい書いていきます。

あ、あと、最近気づいたこと。
自分やっていたときも、上演してくれた他団体の企画者や演出家と話していても、この作品に魅力があるとは思いつつ、どの要素に惹かれているのかわからなかったのですが、最近のFPアドバンス版を観て、ようやくその秘密がちょっとわかりました。これも今度書きますね。

では、これから『ナイゲン』という作品について、この2015年のツアーの公演について、あれこれ書いていくので、どうぞよろしくおねがいします。

■□■□■公演情報■□■□■
アガリスクエンターテイメント十周年記念興行・第21回公演
『ナイゲン(全国版)』


“劇団設立十周年を記念した初のツアー公演にして、最後のナイゲン再演興行!”
2006年に初演、その後2012年2013年と再演を重ねてきた、劇団代表作の青春群像会議コメディ『ナイゲン』。
2012年以降、複数の劇団や企画で上演され「会議劇の新しいクラシック」の呼び声も高い本作を引っ提げて、初のツアー公演を決行!
“教室でナイゲンを見る”東京試演会と京都公演から、収容人数約500人のイベントホール「新宿FACE」でのファイナルまで駆け抜ける、アガリスク史上最大の作戦。
姉妹作『紅白旗合戦』を経て、更なるリライト・ブラッシュアップを施して行う、劇団的に最後にして決定版の『ナイゲン』再演です。

【あらすじ】
“自主自律”を旨とし、かつては生徒による自治を誇っていたが、今やそんな伝統も失われつつある普通の県立高校、国府台高校。
ある夏の日、唯一残った伝統にして、やたら長いだけの文化祭の為の会議“ナイゲン”は、惰性のままにその日程を終わろうとしていた。
しかし、終了間際に一つの報せが飛び込む。
「今年は、1クラスだけ、文化祭での発表が出来なくなります」
それを機に会議は性格を変え始める。
――どこのクラスを落とすのか。
かくして、会議に不慣れな高校生達の泥仕合がはじまった…!

【日程・会場】
2015年10月3日(土)〜4日(日):東京試演会@都内某所(教室での試演会)
2015年10月8日(木)〜10日(土):京都公演@京都某所(教室公演)
2015年11月13日(金)〜14日(日):東京公演@新宿FACE(ホール公演)

【出演】
淺越岳人
鹿島ゆきこ
塩原俊之
沈ゆうこ(以上アガリスクエンターテイメント)
ほか

※情報は順次公開いたします。今しばらくお待ちくださいませ。

ナイゲン(全国版)の文芸助手を募集します

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アガリスクエンターテイメントは今秋(10月〜11月)に『ナイゲン(全国版)』を上演します。

『ナイゲン』は2006年に初演、2012年に全面リニューアルして再演、2013年にマイナーチェンジして再々演と上演を重ねてきました。
今回の全国版も、教室公演とホール公演という未知の環境での上演のために、そして決定版のナイゲンをつくるために、台本を修正して臨みます。

ついては、その台本の修正を手伝ってくれる文芸助手を募集します。新しいアイデア出しや前回のバージョンの批評など、主に脚本・冨坂の相談に乗って頂く感じです。
以前の『ナイゲン』の鑑賞経験は問いません。むしろ、今までの座組みになかった新しい視点で本作を批評し、アイデアを出してくれる方を求めています。
冨坂や今までのアガリスク作品の文芸助手・相談役と一緒に作品についてディスカッションして頂くのが主なお仕事です。

ご興味ある方、ぜひ一緒にナイゲンをバージョンアップさせましょう。ご応募、お待ちしております。
(アガリスクエンターテイメント主宰・脚本・演出:冨坂友)

■募集要項■
【内容】
・『ナイゲン(2013年版)』の反省・批評からの『ナイゲン(全国版)』に向けてのリライトのアイデア出し
・10月の東京試演会・京都公演から11月の新宿FACE大会に向けてのマイナーチェンジ
 ※前回・前々回の『ナイゲン』の鑑賞経験は問いません

【応募資格】
・演劇の脚本・演出を行っている方。または行いたい方。
・演劇の脚本・演出について語り合いたい方。
 ※アガリスクエンターテイメント作品の鑑賞の有無は問いません。

【参加の頻度】
・7月〜10月までの間で不定期で全10回未満くらい。
 ※日程は参加者の都合を聞いて調整します。

【応募について】
以下の@〜Dの項目を明記のうえ、y_tomisaka@agarisk.com までメールでご連絡ください。
@名前(フリガナ)
A電話番号
Bメールアドレス(PCのデータのやり取りができるもの)
C演劇における経験(あれば)
D応募の動機(100〜200文字程度の簡単なもので構いません)
応募先:y_tomisaka@agarisk.com (脚本・演出:冨坂友)

【特報】『ナイゲン(全国版)』